金が無い

「最近食指が動く新譜が無いな…」と思う時期もありますが、しかし出る時はやたらと出るものです。なっちのチケット代を使っていない分お金があるはずなのですが、何故か無いのですね。困ったものです(笑)。


I LOVE U

I LOVE U


最近の楽曲の磨かれ方はちょっと芸術的ですらあると思っているミスチルの新譜。明けて今日がフラゲ日です。HMVのサイトでアルバムの1曲め(新曲)の『Worlds End』(『World's End』じゃないのか?)のPVを試聴しましたが、うーむ、またしても傑作の予感。欲しい。
ミスチル褒めるなんて普通っぽいですが、いいものはいいって大声で言いますよ、僕は(笑)。


The ★MUSTANG 04-05 [DVD]

The ★MUSTANG 04-05 [DVD]


今日店頭に並ぶもうひとつの注目作品は、この全国ツアー「The★MUSTANG 04-05」の模様を収録したTHE HIGH-LOWSのDVD。そのツアー自体、僕は確か2度行ってます。いや1度だったかな(笑)。とにかく素晴らしいライブだっただけに、是非欲しいところです。
ハイロウズブルーハーツに比べて内容が無いとか言う奴がいますが、ちょっとそれは耳か心が腐っている、もしくは両方腐っているとしか思えない。あまりにも深いが故に抽象的すぎる曲が多いのだと思います。それでいて、「純粋に音楽を楽しもう」という姿勢も両立しているからハイロウズは素晴らしいのです。そういうのがロックンロールです。
僕はライブでヒロトと目が合ったとき、心臓をわしづかみにされたような気分でした。何も隠さないで歌っているから、目が合っただけで心の中まで届いてくるのだと思いました。映像ではその感動には程遠いにしろ、やはり欲しいです。


だけど上記2作、両方買うお金無いんですよね。うーむ、うーーむ。
しかも次週にはさらに。


OMOIDE IN MY HEAD 3~記録映像~ [DVD]

OMOIDE IN MY HEAD 3~記録映像~ [DVD]


日本ロック史にその鋭角サウンドをブチ刺し、惜しまれながら解散したNUMBER GIRLの映像記録。ライブ・アルバムは出ていながら、映像は断片的にしかリリースされていなかったラスト・ライブの模様も収録されているらしいとのことで、これは見たいです。そのライブ・アルバムの音から想像される、圧倒的な鋭さ・焦燥感・そして感動を孕みながらうねる空気というのは、是非映像で目撃したいと思います。なにせ突然解散発表して札幌で解散するもんだから、そりゃ見に行けませんよっての。
どう言えばいいのだろう、例えばLed Zeppelinあたりに心震える人は特に是非聴くべきと言えるでしょうか。向井秀徳の独特の歌詞世界と圧倒的に鋭いサウンドは、とっつき難いかも知れませんが、一度入り込んで(受け入れて)しまえば、何かしら新たな世界を見に行けるような気がします。
この人たちもそうだし、BLANKEY JET CITYだとかTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTなんかもそうですが、ラスト・ライブの音源には何か「終わりへ向かう激しく切ない衝動」みたいなのが宿命的に込められているんですよね。全て出し切って解散するバンドってそうだと思います。
だから、その音源を聴くといつも、僕はたまらなく切なくなってしまうんですね。どんなに激しく明るいメロディーだったとしても。


どうしよっかな…。