ライブのこと

と言っても、現在進行形のなっちツアーの話ではありません。そうではなくて、もっと全体的なことです。


会場内での飲酒が問題になっているようですね。僕はちょっとそれがよくわかりません。「特に今ハローで起きていることがら」は別として、一般的には「ライブ・イベントにお酒」って別に普通じゃないのか、というのが僕の感覚です。


僕はよくライブハウスでのロックのライブに行きます。大体それは「ワンドリンク制」であり、僕もそうだし、多くの人が開演前にビールなんかを飲んでいます。ちょっといい気分になって話も盛り上がって開演を待つなんていうのは普通だと思っていたのです。


お酒って、例えば休日なんかにはランチと一緒に嗜む程度に飲んでいいものですよね。いや、そこまでするのは好きな人だけだと思いますけど、そんなのは別に後ろめたいことではないと思うんですよね。ここはドイツやイタリアではないけれど、その程度の感覚は一般的にあると思うんですよね。


で、ライブってのも、まあ大体は休日に行くものでしょう。休日って、一週間を頑張ってきて、その日はリラックスして楽しんで心を解放するんだ、という日じゃあないですか。そうですよね。


その二つが合わさるのって、別に何も悪いことではないと思うんですよね。


いや、「ライブ中に酒臭かったら迷惑」だとか「酔って暴れたら迷惑」だとか、そんなの当たり前以前の問題ではないですか。だからこそ「お酒」ってのは「大人の」楽しみってことになってるんだから。問題は、ハローのコンサートには特に「年齢だけは大人だけどぜんぜん大人じゃない」って人がいることなんですよね。うん、別にわかってますけど(苦笑)。


何が言いたいかって、僕はライブ前によく上記のような自然な感じでお酒を飲みますけど(会場の外でだけれども)、そのことで人に迷惑をかけたことは一度も無いはずですし、これからももちろんそうなわけです。それっていうのは本来あるべき状態で、皆がそうならば別にわざわざお酒を規制することは無いわけですよね。だけどバカな大人たちのせいで、わざわざ「お酒によって迷惑をかけてはなりません!」って目くじら立てまくりな状態になるということが起きてしまったわけです。最近では、会場の近くのベンチなんかで「あくまで礼儀正しく」缶ビールを飲む、というのも白い目で見られそうになってきたな、ということを感じているということです。


極端じゃないでしょうか? 「お酒を飲む=悪」じゃないはずです。だけど少なくとも僕は、マナーの範疇でやっているにもかかわらず、最近はとても居心地が悪いです。


というわけで、少なくとも会場付近の屋外でお酒を飲むのはもうやめよう、と思いました。僕は人に迷惑をかけない範囲で自分の楽しみのためにやっているけれど、それを見るだけで反射的に不愉快になる人もいるようだし。そういう目で見られてしまうと、僕も楽しめませんしね。


今年の夏は、太陽に照りつけられながら代々木体育館の近くのスペースでビール飲みながらこれから始まる楽しいお祭りに思いを馳せる、なんてこともできないのかと思うと、ちょっと悲しいです。


最近はペットボトルの持ち込みまで規制されるようになったらしいという話を聞いて、思ったことでした。「マナーについて」は、今後も断続的に書いていこうと思います。