遅真希ながら

先日の名古屋コンサート、ごっちんの感想。友人のごまヲタが2名同行していたのですが、彼らに言わせると「とても満足できない」ということらしかったです。それはごっちんのパフォーマンスについてではなく、選曲について。なぜ「SHALL WE LOVE?」なのかと。そして「さよなら『友達にはなりたくないの』」(ずっと思ってるんですが、このタイトル「」がおかしくないですか?)も聴き飽きたと。ふうん、そんなものなのかと思っていたのですが、ごっちんのパフォーマンスを長く見ていなかった身としてはインパクトが強かったです。
たぶん2曲目が「SHALL WE LOVE?」でしたよね。なっちの新曲披露の衝撃の余波で1曲目は覚えてないので、それだけの感想になるんですが、凄まじかった。「ダンスで表現する」ということがここまで出来るメンバーはあの場には他に誰一人いなかったと思います。歌唱力も当然のように高いし。


で、結局はなっちの話に移るんですが(笑)、ダンスのスキルとかいう面で言えば、なっちはごっちんには及ばないのでしょう(専門的なことはわからんけど)。でも明らかな「雰囲気」がなっちのダンスにはあるんですよね。非常に表現しにくいですが、えーと…つまり基本的なスキルはあるレベルに達した上で、いい意味での「クセ」がなっち自身の表現の個性となって出ていると思うのです。まだ僕が取り乱す前の、SALT5のパフォーマンスで感じたことですが。なっちがよく人の個性を賞賛して使う言葉を用いれば「独特」ということになるでしょうか。僕の表現力が足りず歯がゆいのですが、なっち独特の「ちょっと気取ってる風」な動き、とでも言えるかもしれません。うーむ、何人の方に通じてることやら(笑)。とにかく、それがとても自然に出ていたわけです。僕としては「よしっ、キマッたぜ」風にほくそえんでいるだろうなっちの本心を想像して楽しくなるのですね。それはもちろん本当にキマッているからですが。SALT5では恐らく全てのパートを歌うわけではないからダンスの比重が重くなって、特に印象に残ったのだと思います。


で、こんなこと書くとまたどっかの油に火を注ぐのかもしれませんが、他のメンバーと比べて「ああ、明らかに違うな」と感じてしまったのです。もちろん僕はなっちばっかり見ているわけで、それというのもなちヲタだからなわけで、当然ひいき目が加わってしまうこととなるでしょう。でも、これはごっちんの部分でも感じたことです。そう考えると、なっちとごっちんが例えば恋レボやらラブマで登場するというのは無くてよかったかもしれません。あくまで「ゲスト」なわけですが、この二人がステージに出ればどうにも抑え切れないほどに輝きを放ちまくってしまうわけですから。要するに「他のメンバーを食ってしまう」ということですが。


別に「エースとは」みたいな恐ろしい話をしたいのでもないし、現娘。をどうこう言いたいのでもありません(娘。の感想は二つ前の記事にあります)。ただそう思ったよ、ということですから。念のため(笑)。僕はふと目にした先日の娘。ドキュメントの亀ちゃんのダンスレッスンを非常に微笑ましく見ておりました。