MUSIC FAIR21

やはりこの番組はいい。
なっちの歌唱自体は他の出演番組に比べてかなり揺れていたけれど、やはり他の歌番組には無い緊張感があるのかもしれませんね。不安定さもいい意味でなっちの魅力。同じ曲でも、なっちはひとつひとつの歌番組・ライブ公演ごとに違ったパフォーマンスを見せてくれます。
今日のオンエアで印象に残ったのは、なっちの微妙な表情の変化です。この『夢ならば』、なっちはいつも控えめな微笑みをたたえながら歌っています。で、その微笑みを「基本の表情」とした場合に、曲の部分部分での微妙な変化を見ていると、なんだかなっちはとても細やかな表現をしているな、といつも感じるのです。その変化がとりわけ今日は良かったように思います。切ない気持ち・悲しい気持ち、そんなネガティブな想いを、飽和してしまわないようにゆっくりと温かな微笑みに溶かしている、そんな過程を、なっちの表情を追いながら感じました。


って、こんな小難しく考えて見ているわけじゃないですけどね(笑)。文章で僕の感じたことを表現しようとすると、僕の表現力ではこんなことになってしまいます。我ながらわかりにくいなあ…。


トークの部分もよかったですね。杏樹さんが「なっち、なっち」と呼んでくれたのが嬉しかった(笑)。仲がいいのは知っていたけど、あまりメディアでそれを目にする機会がありませんでしたからね。うん。
それから、大塚愛さんへのなっちの「関西弁の女の子はかわいい」というコメントですが、いや、僕もそれには同意なんですが、そこでなっちと意見が一致するのも微妙な気分です(笑)。もちろん、北海道弁が一番ですが(笑)。


ところで、今回出演していた女性アーティストの中で、なっちが最年長(小柳ゆきさんと同級生ですが)なんですねえ。うーむ、ううーむ。どう見ても最年少だ……