当選!(やがて脱線トーク炸裂)

当選、当選! ハガキ来ましたよ!!


THE HIGH-LOWS、CD購入者対象の招待ライブの(笑)。いやはや、ロック関係の「引き」はやたらいいんですよね、僕。でもなっち関係は驚くほど運が無い。まあ、そういう性質なのだと思うしかありません。明日のライブ、楽しんで来たいと思います。


ところで、当然なっちのFCイベントには行けないのですが、なんと身近なところでid:natsumilkさんが当選なさったご様子。素直に「おめでとうございます」と言いたいです。こういう、本当に心からなっちに対して愛情を注いでおられる方こそ当選するべきです。ええ、それを言うなら僕だって本当は当選するべきなんですよ、率直に言って羨ましいですよそりゃ!文句あっか!!(笑)


さて、そのid:natsumilk:050528さんのところで、そのFCイベントに関しての話題が持ち上がっています。僕も思うところを述べようと思い、TBさせていただきます。その話題というのは、「FCイベントに、そのメンバーのいわゆる『一推し』以外が応募する(そして当選してしまう)のってどうなのか」ということ。どうせどんどん話が脱線するので(笑)、先に僕の姿勢を述べておくと、僕はリンク先同様、そのことには否定的な考えです。しかしリンク先では肯定的な考えの方も紹介されているのですが、それも一理あると言える内容でした。


そもそも、何推しどうのこうの、推せるだの推せないだのという考え方が僕にはよく理解できないのですが、まあそれについての話はまたの機会に譲るとして……。
まず、「ファンクラブの会費も納めて、正規の手段で応募して当選し、料金を払って見に行く」という人にどうのこうの言うことは筋違いだ、というのは皆分かってるわけですよね。理屈ではそうなります。その上で、でも「一推し」だけ申し込もうよ、自分が本当に行きたいメンバーの時に自分が落選して他のそのメンバーにそれほど思い入れも無い人が当選したらいい気しないしさあ、という気持ちになるのも人情というものです。


僕はもちろん後者の心情なわけですが、たぶんそれが理解できないタイプの人というのもいるのでしょう。いわゆる「DD(誰でも大好き)」というのとは少し違う気がします。いや、大好きならば応募してくれて構わないですよ、となりますし。問題は恐らく、「誰でもそれなりに好き」とでも言うべき人が、多分僕の思っている以上に多いのだということです。そういう人には理解できないのでしょう。そして、僕自身もそういう人を全く理解できませんし、なんだか相容れるポイントがまるで無いような気もします。


では問題はどこにあるかと言うと、いつもここに集約されるのですが、事務所によるFCの運営の仕方となってしまうと思います。僕は以前から、ファンクラブは各ソロ・ユニット毎に分けるべきで、それが不可能ならばせめて「一推しメンバー(この言葉あまり使いたくないのですが、とりあえず)登録制」でも作るべきだと思っています(一応FCにも言ってはみました、当然黙殺ですが)。例えばあるメンバーの娘。卒業公演において、デビュー以来ずっとそのメンバーの応援をしてきた会員と、娘。にもそのメンバーにも興味は無い他のハロプロメンバー目当ての会員との間に、チケット予約に関して全く同じ権利が与えられるというのが完全に間違っていると思うんですね。後者の人が「とりあえず申し込む」となってしまうのも自然な話です。なにせ、万一最前列でも当選したなら、そのチケットは場合によってはヤフオクにおいて6桁の値がつくわけですから。
話が脱線しかけていますが、要するに「ハロプロ」のファンクラブであっても、全会員が「ハロプロ全て」に思い入れがあるのではないのだということです。ハロプロとしての一体感を作りたいのはわかるけど、ハロプロモーニング娘。平家みちよの2組のみで構成されていた時代ならいざ知らず、もはやいわゆるファンという人の種類は多様化しまくっているわけですよ。そこにファンクラブと一部会員(上記の「前者」)の間の決定的な温度差が生まれて、結果今回のような議論が起こるのだと思います。たとえば「安倍なつみファンクラブ」内で抽選が行われるなら何も問題ないわけで。


何故そのような状態が延々続いているかが不思議だったのですが、結局上記の「誰でもそれなりに好き」という人の増加が原因なのかもしれないと思います。ネット上で色々見ていても、予想外に多いように思います。「○○推し」をうたっているのに、コロコロとそれが変わっていたりすることも間々あります。僕が同じ匂いを(笑)感じるような、「この子じゃないとダメなんだ!」という人はむしろマイノリティなのかと思うほどに少ないですね。


なっちに関して言えば、少なくともライブの現場でそういうことはあまり感じません。ライブの現場の空気は恐ろしいほどの濃さで(笑)、ドスの利いた声で叫ぶ方から凝視に徹する方まで「俺こそは最強のなっちファンだ」というような凄まじいオーラを発しているように感じることは多くあります。逆に言えば、「なっちファン」と「ハロプロファン」の乖離というものが顕著といえるのかもしれません。あるいはなっちに限ったことではなく、実際とネット上の間にもかなりの空気の違いがあるということでしょう。えー……どんどん脱線しそうなのでこれもまた別の機会に書くとして……(笑)


閑話休題。ただ一つ事務所に言いたいのは、「どのようなファンを大切にすべきか」をきちんと考えて欲しいということです。折しも(「悪しき折」ですが、笑)ここのところハロプロに関してイレギュラーなトラブルが続いています。その時に、本当に真剣に彼女達を支えたのはどういう人たちであったか(ええ「まさにそれは俺だ!」と言いたいんですよ、僕は)。トラブルでなくても、ハロプロ、というか、娘。が確固とした地位を築く以前、まさに吹けば飛ぶような不安定な状態で戦っていたとき、真剣に彼女達を支えていたのはどういう人たちであったか。何故そのような人たちが、どんどんハロプロから離れていくのか。はっきり言って、最近のハロプロの停滞状況の元凶はまさにそこにあると思っています。


さあ、どんどんなっち右翼っぽくなって参りました。思わず「ゴーマンかましてよかですか?」と叫びそうです(笑)。よかですか?


ファンとも呼べぬような野次馬連中に媚びるファンクラブなど解体してしまえ! 本当に彼女達を大切にしてくれる人々をもっと大切にすべきだ! 「ファンクラブ」は「『本当の』ファン」のためのクラブであるべきだ!!


あ、最後にひとつ。「とりあえず申し込んだら当選しちゃったから、握手できるし行ってくるわ」という方。別に構わないですから、涙を飲んだ超真剣なファンもいることを考慮して、せめてネット上にそういう人たちの感情を逆撫でするようなことを書かないようにお願いしたいですね、心から。