別館について思うこと

上の更新をしてみて、僕のところなどマイナーの極みの一サイトではありますが、それでも「プロモーションってこういうことか」と少し実感。なるほど、解析を見るとアクセスは増えています。「本当は自分の文章をネタに使うのは微妙な気持ちだけど、興味を持ってくれる方、せめて認識してくださる方が少しでも増えれば…」ということですね。もちろん、単純に「面白い!」と思ったことを紹介したいという気持ちも大きいのですが。


僕の個人的・主観的な「なっち語り」をそんなに主張してどうするんだ、とは考えます。だけど、客観的な姿勢(を装う)ならば「ファン」として語る意味がありません。最低限のフェアネスを保ちつつも、あくまでファンとして徹底的に主観で語ることこそ大切だと思っています。少なくとも僕は、なっちのことに限らず、主観で語らずに心通う対話が出来た経験がありません。


あらゆるテーマについて言えることですが、自分自身の問題として捉えるべきことから一歩身を引き、評論家風に「べき論」で語る人が多すぎると思います。そうした視点をオプションとして持つのは大切なことですが、それだけになってしまうと本末転倒です。今回の選挙に関する様々な場所での話題を見ていてもそう感じました。


もっとも、個としての視点から語ることは大変なことだとは思います。批判はその「考え方」のみならず「自分自身」に向けられます。そして筋を通すためには、それに真っ向から立ち向かわねばなりません。


ましてそれをネット上で「仕事」としてではなく行うのは大変なことです。個人サイトというのは基本的に無償のもので、給料も貰えないのに責任を果たして運営し主張するというのはかなり根気と自律心の要る行為だと思います。少なくとも政治というテーマに関してそれをすることは僕にはできません。そうしたサイト・ブログを「責任を持って」運営されている方は本当に凄いと思います。


そのモチベーションとなり得るのは「愛情」だと思うんですよね。いい加減な僕ですが、大好きななっちに関しては責任を持って個として語ることができると思っています。


なっちに関することなど、たとえば政治を語ることに比べればどうでもいいことなのかもしれません。それでも、どんなことでも構わないから何かを自分の範囲で「個として・責任を持って」真剣に語ること、それが大切だと思うのです。多くの人がそうしたならば、世の中はもうちょっと良くなるんじゃないかなあ。


若輩者の夢物語みたいですけど、でも結構真剣にそう考えています。


別館のタイトルは、そんなことを考えて付けたんですよね。ちょっと長いですけどね。


(やべ、全然ユルユルじゃないや^^;)