「たからもの」感想 2

ボーっと考えていて思い出しました。
ずっと髪をしばっていた千が、時計の針を動かし、人生を歩んでいくことを決意した最後の場面では髪を下ろしているというか、なんと表現すればいいのでしょうか、とにかく髪を自由にしているというのが良かったですね。「なっちの髪型はこっちのほうがいい」っていう見方も無いではなかったですが(笑)、それよりはなんというか、視覚的な意味でとても示唆的な効果があったと思います。「解き放たれた」というか。もちろん、千=なっちの笑顔がそれを効果的にしていたのですけどね。


で、最後に流れる「たからもの」。何度も聴いた曲ですが(iPodの再生回数見たら200超えてます、笑)、ドラマという文脈によって新たな新鮮さと感動を覚えました。いい映像作品の最後にストーリーに沿ったいい曲が流れると、最後にそのストーリーのハイライトを心の中で思い描くことができていいですね。映画「スタンド・バイ・ミー」のラストを連想してしまいました(笑)。