赤羽39

赤羽39

赤羽39

Theピーズのニューアルバム『赤羽39』を購入。iPodに投入して聴きまくっています。活動再開後3枚目となるこのアルバム。前の2枚は*1結構「んじゃまあ復活したことだしちっとは馬力かけっか」ってな感じで勢いがあったんですが、今作はピーズの王道っぽい「切羽詰ってるがユルい、だらしないのに真面目で優しい」感が一層出まくりで非常に好きな感じです。まあ前2作ももちろん好きだし、活動停止前のも好きだし、要するに全部好きなんですけどね。


個人的には2曲目『ノロマが走っていく』に特に惚れました。何故か3回目を聴き終わって5分後ぐらいに涙が出ました。なんでだろう。優しいんですよね、とにかく。はる(ジャケット右側の楽しそうな男)の歌も詞もベースも、アビさん(真ん中の渋いアニキ)のギターもシンちゃん(左のもっさりしたシンちゃん)のドラムも。ロックンロールなのにだらしなくて優しくてかっこいいなんて反則ですよ。


それにしても、またいい音楽に出会ったなあ。幸せだあ。


ちなみにタイトルは、はるが長年住んだ赤羽から越してサンキューって意味(だったと思う)と、「もうすぐ40だよどーすんだよ」って意味があった、ような気がします。


こんなに素晴らしいと感じてるけど、22の若造じゃ感じられない滋味みたいのがもっと秘められてるんだろうなあ。悔しい。あと20年は聴き続けることにします。というか、20年生き延びなければ。うっし、頑張るぞ。と思いました、このアルバム聴いて。

*1:今「2舞波」って変換された…(苦笑)