ストーリーなど無い

モーニング娘。、そしてハロープロジェクトというのは、僕にとっては決してシミュレーション・ゲームだとか筋の定められたお芝居では無いわけであって、手つかずの未来・未開の未来に向かって日々「現在」を推し進めて行く女の子たちのリアルな冒険なのです。


ところがそうではなく、「理路整然と説明のつく綺麗なおはなし」を望む人も少なくないのですね、と様々な方の発言を読んで思います。まるで今回のことが自分の望むストーリーを傷つける忌まわしい「トラブル」であるかのようにとらえ、その不満の捌け口とするかのようにご立派な「責任論」で矢口さんを責め立てる。どっちが無責任なのやら。


無益な憶測をして思い悩む暇があるなら、辛くとも過去のライブの映像なりラジオの音源なりにもう一度触れませんか。事務所の公式発表でも、ワイドショーやスポーツ紙でも、ネット上の様々な文章でもなく、それらに触れて僕が(あなたが)何かを感じれば、真実はそこにあると思います。それさえあれば、もう一度立ち上がった彼女を変わらぬ想いで応援していけると。