息を、息を重ねましょう

こんばんは。


昨日、今日の大阪のなっち新曲発売イベントに参加するにあたっての短い文章をupしようとしたら、なんだかエラーが発生した感じで消えてしまいました。
まあとにかく、行ってきたわけです。前後に用事があって、ほんとに直行直帰って感じだったんですけど、なんとか昼の回、フルで参加できました。まさか握手会があるなんて思いませんでした。僥倖かな。


僕の引いた席は25列か何か、そんなあたり。全参加者のうちでもっとも後ろといったあたりでした。どうしてそうなるかな、っていう。まあ、当選して参加できてるだけで幸運なのですから贅沢言ってはいけないのだけど、ちょっと思い当たるフシが。先日、麻雀で国士無双アガっちゃったんですよね。絶対あそこに運を使ってしまったんだと思います。あーあ。


ということもなかったか。前列から順に握手会が行われたので、僕はほぼラストのあたりでした。だからスピードもちょっと遅くなっていて、なっちと挨拶程度の会話のキャッチボールはできた気がします。いや、前列の方々の状況はわからないですけどね。


ライブそのものも4曲。新曲・カップリングが聴けたのは特に嬉しかったですっていうか、まあ発売イベントだから歌ってくれるだろうとは思っていたのだけど。やっぱり自然に笑顔になるんだなあ。最近、「笑わなきゃ」って思わないで笑える時間って、なっちのライブだけです。ホントに。


とりあえず細かい感想はキリが無いので置いとくとして。
握手。


「頑張って」じゃなくて「頑張ろうね」って。それは同世代のあるいは同時代の人間として、遥かに及ばずながらもあなたの背中を見て自分なりに戦っていこうとしてるんです、あなたに元気をもらって、なんとか呼吸を続けてるんです、っていうことを言おうとしたんです。したんだけど、言えませんでした。なんかおこがましくて。おこがましいの承知で、自分へのハッパをかける意味でも言おうとしたんだけど、言えませんでした。


あの笑顔と小さな手に、全部飲み込まれちゃうんですよね。なんかそういう悲愴な感じの気持ちとか、そういうの全部。


「喜び」とか「楽しさ」だけじゃなくて、「赦し」があるって思うんです。なっちの笑顔には。なんか宗教っぽい言い方になってきたけど(笑)。


いいんだよ、大丈夫だよ、大丈夫だよ、っていう。


もう赦されようとか癒されようとか、そんな甘っちょろいことは言うのやめようと思ってるんだけど。癒されるんじゃなくて自力で癒えるんだ、と念じて生きてはいるんだけど。
ダメだなあ。


本当は、これでしばらくは、もしかしたらもう二度と、なっちと直接触れ合って言葉を交わすことなんて無くなってしまうかもしれないという覚悟――それはなっちへの想いが消えるとかいうことではなくて、僕自身の在り方の問題ですが――までしたのに。そんなのは一瞬で消えてしまう。


なっち、もう少しあなたの笑顔に、歌声に、甘えていてもいいですか、って思ってしまいました。


歌うなっちの息遣いに息を重ねて、やっと呼吸ができるような日々を、もう少し必死に足掻いてみようと思えるような、確かな元気をなっちはくれました。


ちょっともう今日のとこは書くのやめます。
書いてたらなっちの笑顔思い出すし、思い出したら泣けてきてしまう。


あ、だけど一つだけ。2回目の今回、僕はずっと笑顔で、自然に笑顔で、なっちと握手ができました。
ちょっとは進歩しているのかな。