・P27〜28 P27のなっち。向かって左を向くなっちの横顔。何も見ていない目…に見えました。目は開いているけど、視覚は何かをとらえているけど、神経は全て何かもの思いに耽ることに集中しているような印象を受けます。「なっち！」と呼びかけても、何度か呼…

・P25〜26 前頁に続き、水から上がった直後のようななっちの、顔の（というより目の）アップの見開き。すこしピントをボケさせたようなショットです。どアップといっていいほどの距離感で、もちろん実物大よりも大きいなっちの目、なっちの眉毛。 これを見る…

・P24 水から上がった直後であろう、水滴の滴るなっちの手のアップです。 「指」って不思議だな、とたまに思うことがあります。自分自身の指を見ながら。つめも含めて奇妙といえば奇妙な形だし、部位による微妙なシワのつきかたにも、ランダムな中に何か秩序…

・P22〜23 P22は真っ白なのですが、「白紙」ということではありません。ただ真っ白であることに、当然何らかの企みが込められているはずです。僕の場合は、ここに「なっちの意識」を重ね合わせました。 次のP23では、ぼやけたなっちの全身が写っています。足…

・P20〜21水中で、水に身体を委ねるなっち。「なすがまま」という感じのショットが２枚です。P20は後ろからのショット。P21では正面からのショット。 服を着たままだし、体勢はまるで「嵐の海に投げ出されて気絶し、溺れている人」のようにも見えるのですが…

・P18〜19 P14〜15と同じ、白い空間のなっち。同じように回転運動の如く身体をねじっています。そして、笑顔のなっち。軽くウェーブのかかったような髪の毛が空中に踊っています。P18では全身が写され、なっちの視線は地面を向いている一方で、P19ではなっち…

・P16〜17 P16の、目を閉じて底へ向かって泳いでいく（スイミング・スクールで言う「潜水」でしょうか）なっち。どこかで見たことがあるような気持ちを感じていたのですが、それはライヴで『…ひとりぼっち…』を歌うときのなっちに似ているのでした（id:natsu…

・P14〜15 この２ページ、連続してとらえた方がいいのか否か。どうにもP14の写真は、なっちが左足を軸に反時計回りにして体をねじっている途中のように見えます。これから逆方向に素早くターンする準備のようです。目線は右肩越しに地面を見つめていて、何か…

・P12〜P13 このページからしばらく、見開きで２ページ分ずつ「水中のなっち」→「白い空間のなっち」→「水中のなっち」→「白い空間のなっち」…と交互に場面を変えた写真が続きます。 P12での水中のなっちは、全てを水に委ねているかのような表情、姿勢です。…

・P10〜11 前回、これ以前のページがまるで「プロローグ」のようだと書きましたが、ここでようやく本編開始といった感じで、ドーンとタイトル「Fu」が入ります。そのフォントはまさに「ふぅ」っ肩の力が抜けた感じです。ところで、この筆記体に近い「F（ｆ）…

・P4〜P7 なっちの向き自体は正面を向いているものの、右手でスカートを左側に翻す動きに伴って上半身は半ば半身になっている写真（表現しにくいです、笑）。メイク・衣装ともに前ページと同じの、寝起きのようなノーメイクの「もっさい」なっちです（笑）。…

・P2〜P3 「ふぅ」と一つ息をついたような（♪大きく一つ深呼吸〜）、それをそのまま文字にしたようなタイトル（このページをP1とします）に続いて、右に左に向かって、大きく腕を振りながらジャンプしているなっちの写真が続きます。まず右向きの、すこしボ…

・表紙 乱れた髪にスッピンに近いようなメイク（あるいは完全なスッピンでしょうか）。しかし、「なっちスマイル」が普段と一味違うように感じるのは、決してそのせいだけでは無いでしょう。 この写真は一日のうちのいつのものであると感じるかと問えば、多…

・はじめに これから数日（あるいは数十日）にわたって、安倍なつみ写真集『Fu（ふぅ）』についての感想を、各ページ（カット）毎に書いていきたいと思います。これは、この写真集を見て僕がごく個人的に得た衝撃的とも言える印象を細かく分解して日本語で表…

『Fu』見ました。 素晴らしいのではないか…？ これは1st『ナッチ』に匹敵する出来ではないか？ と思います。僕のツボには完全にヒットしました。まあ、なっちならば何でもかんでもヒットするんですけどね（笑）。 「そう、それがなっちだよ！」という表情あ…